あべです。
夢のインドの続きです。
暗くなると、川沿いの建物がライトアップされていきました。
この土っぽい川沿いにショッキングなピンクの光🤣
何処からか音楽が流れてきます。音源に近づいていくとものすごい人が集まっていました。プージャというバラモンの人達による礼拝とのこと。近くの石段は人、人、人で埋め尽くされています。
宮さんに聞いたところによるとプージャでお祈りを捧げている人たちは選ばれし人だそう。
祈りと共に流れる鐘の音、バラモンの人たちの動き、衣装、炎、周りの人々の祈る姿、それは途轍も無く神秘的で、ずっと見ていたい光景でした。礼拝の最後でガンジス河に向かってバラモン達がふわぁーっとマリーゴールドらしき花びらを空へ撒き散らします。そして礼拝は最高潮を迎えます。なんの下調べもせずに来たので感動はひとしおです。
ここで聞いた音色、景色は一生忘れません。
初めてのインドで一番印象に残っている時間です。
興奮冷めやらぬまま、ガンジス川を出てサイクルリクシャーに揺られホテルへと戻ります。
そして夜中までホテルの部屋で宮さんと喋り倒し、翌朝少し遅めのスタートでサールナートへ。
サールナートは仏教の4大聖地だそうです。
?帽子か何か???
至る所が好きです。
サールナートの外にはお土産屋さんや果物屋さんが並んでいます。
並んでいる果物の中で大きな柘榴が目についたので買ってみました。
それにしてもこの果物たち、なんともバランスの取れた素敵な並べ方です。
割って食べていると小学生くらいの女の子が2人近づいてきてので、割れた片方をあげて一緒に食べました。
次はラムナガル城塞へと向かいます。
バラナシのトゥルシー ガートの対岸、ガンジス川の東岸に位置しています。
こちらは18 世紀に作られた赤い砂岩の要塞で、バラナシのマハラジャの祖先の家であると言われているそう。
敷地内の博物館には王室の収集品が展示されています。アンティークの文字や経典、ビンテージの家具、自動車、王室の衣装、金銀の錦織の駕籠などがあり、雑な感じで展示されていますが趣のあるもの達ばかりです。
これは一時期、私の携帯の待ち受けにしていた謎の銀細工。?
博物館の廊下を抜けた扉を開けると、なんと目の前の崖下には夕暮れ時の壮大なガンジス川!ハッとした美しい光景です。
この土っぽい中に朱赤のサリー姿が美しすぎて、このシーンは今でも脳裏に焼き付いています。
城塞をでると地元の人で賑わうマーケットがあります。その中の魚市場で魚を捌く?叩く?お兄さんの仕事ぶりを横目にマーケットをすり抜け、オートリクシャーに乗ってまたガンジスに戻ります。
さて、宿泊先近くのガンガーに戻ってきた時には日が暮れていました。
つづく