2年半ぶりに川越をぶらり散歩してまいりました。
川越といえばまずは喜多院。
1200年の歴史を持つ古くて大きな寺院です。
本川越駅から歩いて15分くらい。
最初に通るのはどろぼうはしという変わった名前の橋です。
昔悪さを働いていたどろぼうがこの橋を渡って喜多院に入り、いろいろあって改心して善人になった、という逸話からつけられたそう。
駅から結構遠いのもあって、いつ来てもここはあまり人がおらず、観光客もまばらです。
喜多院は龍穴に建てられたと言う話もあり、龍のレリーフがところどころに。
ここからは撮影禁止ですが、中には徳川家光誕生の間や春日局の化粧の間など、いずれも国指定重要文化財である建築物が移築され、立派な日本庭園が広がっています。
日本庭園だけ撮影OKでした。
何回か来ていますが、入場料を払って見る価値は十分にあります。
喜多院に来たら必ず見に行きたい五百羅漢。
日本三代羅漢の一つです。
みなさま表情豊かにいろんなお顔をされています。
京都の五百羅漢は少しまるっとしていてどこか親しみやすさがありましたが、川越の五百羅漢はよりリアル感があり、背筋がピシッと伸びる心地になります。
続いてこちらはあまり知られていない川越の隠れた名所スポット、旧山崎邸別邸。
喜多院の近くにあります。
2019年に国指定重要文化財に指定された文化遺産です。
大正14年に建てられた家で、洋館と和室がくっついたモダンな建築。
ステンドグラスがあちこちに。
椅子やクッション、敷物なんかも当時のものらしく、タイムスリップしたみたいで楽しい。
川越の老舗菓子屋「亀屋」の五代目が隠居所として建てたらしいのですが、子孫の方々は今もお近くに住んでおられるそうです。
川越のシンボル、時の鐘。
菓子屋横丁にも立ち寄りました。
大好きなおいものソフトを食べ歩き。
わたしはおいものぱさぱさした食感が苦手で昔からじゃがいも、さつまいも、里芋などほとんど食べないのですが、なぜかおいも味のお菓子やアイスは大好き。
あさりやしじみなど貝も食べられないのですがなぜかあさり汁やしじみ汁は大好き。
自分でも謎です。
古い街並みを、こんなに綺麗に大事に残しているのって本当に素敵ですよね。
いつか住んでみたいです。
のっさん