個性あふれるREIスタッフの日常こぼれ話。アトリエのこと、大好きなレースのこと、趣味のこと。
不定期更新のちょこっと読みものコーナーです。


夢のインド Vol.1

久しぶりのみちくさダイアリーです。

 

今日は、25年ほど前から私の夢の一つだったインド旅行のお話です。

f:id:rei-tokyo:20230714200837j:image

 

私がまだ学生だった頃、2つ上の兄がアジアからヨーロッパへかけて3ヶ月ほど旅に出たことがありました。帰国すると兄は静かに、かつ力強く真剣に旅の話をしてくれました。旅先で撮った沢山のスライドを壁に移してた見せてくれたのを今でも鮮明に覚えています。

 

その旅の話の締めくくりが、「インドでは地獄のような出来事が沢山あった。その後に行ったパリに辿り着いた時、ここは天国だ、、、と思った。でも何故かまた行きたいのはインドなんだ。」

 

という言葉と映し出されたインドの写真がとてつもなく私の胸に突き刺さり、その時に私もインドに行く!と言いました。

しかし兄に、旅慣れしていない人にインドは危ないからせめてネパールにした方がいいよ。と言われ、23歳の時にネパールに行きました。

 

ネパールもとても魅力的な風景や温かい人々、美味しい食べ物、柔らかいパシュミナのストール、、、と魅力的なところは沢山ありました。

 

でもどうしてもインドに行きたい、、、と思いながら約25年の月日が過ぎました。2019年、ひょんなきっかけから長年の夢の一つだった〈インドへ行く〉という夢を遂に叶えることができました。

 

インドに興味が出てからは沢木耕太郎の「深夜特急」や遠藤周作の「深い河」を読み、ボリウッドの作品も見漁って、頭の中にはたくさんの妄想が膨らんでいきました。

そして迎えた2019年。初めて訪れたインドは妄想を裏切ることなく、味わい深く壮大な雰囲気が漂う魅力的なところでした。(ほんの少ししか見ていませんが、、、)

 

きっかけというのはいつも突然現れるものです。

私のきっかけは、2018年の10月に出展をした上海の展示会から生まれました。上海で毎年開催されるShowroom Shanghai という展示会に出展した際に、インドでものづくりをしている宮さんという素敵なデザイナーさんと出会いました。その宮さんとインドというトピックで意気投合して仲良くなり、私たちは晴れてインド好き仲間となりました(笑)その年の12月初めの忘年会で彼女と再会。私が、

 

宮さんいいなーいつもインド行けて。

 

と言うと、

 

私今月末からまた行くよ。

 

と言うので、私も行きたいな✨と言ったら

 

来ちゃえばいいじゃん、インド!と言う彼女に乗り、じゃあ来月のお正月休みに行く!!!となり、、、その場でまさかの夢の実行確定🕺🏻

 

いとも簡単に決まったのです。

 

そして1ヶ月後の1月2日、お正月が明けてのんびりモードの家族に

 

ごめんなさい、私、インド行ってきます!

 

と爆弾宣言。こうして私は娘たちを置いて一人インドへと経ちました。

 

デリーの空港で客引きの洗礼を受け汗だくになりながらなんとかホテルに到着。

昔からインドを夢見ていた私にとって、ロビーを目の前にして早くも、インド初感動を迎えました。だって金色に輝くガネーシャさまがお出迎えです。

f:id:rei-tokyo:20230714200920j:image

宮さんは12月からインドに行ってお仕事していたので私は一泊デリーに宿泊し、翌日宮さんと待ち合わせをして飛行機に乗り、バラナシに向かいました。

f:id:rei-tokyo:20230714201022j:image

バラナシに行くのを、どれほど夢に見たことでしょうか。

 

さて、今日はここまで。

また続きを書きますね。

 

 

あべ